顔面神経麻痺の既往がある方
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こんにちは!別府市富士見通り沿いのおおむら鍼灸接骨院です。
寒くて風がお顔に当たると刺すような痛みを感じる季節です。
さて、本日の治療報告は「顔面神経麻痺の既往のある方のお顔の違和感」です。
「以前顔面神経麻痺を患った事がありお顔に違和感があるので鍼は出来るのか?」という事でご来院されました。
~主訴~
顔面部の違和感
~受傷機序~
以前顔面神経麻痺を患った経験がある
今回は顔の筋肉に見た目上の変化はないが違和感がある
~症状~
左半分の表情筋の違和感
現時点での麻痺は無し
お顔の鍼治療はとても気を遣う施術です。
お顔の皮膚は薄いので出血、内出血などを起こすリスクが伴います。
顔面神経麻痺は「ベル麻痺」と「ハント症候群」という2つの種類があります。
ベル麻痺は単純ヘルペスウィルスが原因の可能性が高いと言われ、ハント症候群は帯状疱疹ウイルスが原因と言われています。
それぞれ顔面神経が炎症を起こして機能不全を起こしお顔の筋肉が利かないくなる事が症状です。
詳しく言うと
・目が閉じられない
・水を飲む際に口から漏れる
・口笛が吹けない(口がすぼめられない)
・口の中に空気を溜めて「プ~」とできない。 などが挙げられます。
~施術内容~
・大、小頬骨筋 口角下制筋 眼輪筋 に刺鍼
・頚乳突孔(顔面神経の通るトンネル)に刺鍼
・完骨穴(首のツボ)に刺鍼
パルスの機械にて微弱電流を流し循環の促進を図ろうと思いましたが患者様ご本人が電気を流すのを躊躇されていた為実施しませんでした。
顔面神経麻痺は鍼だけで何とかするというよりも、ステロイドの薬による消炎、抗ウィルス薬によるウィルスへの対処などを行った上での+αで効果を高められると思います。
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~大分県別府市の健康相談処~
おおむら鍼灸接骨院
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体の痛みや不調の原因をしっかりと解決!
一人ひとりに合わせた完全オーダーメイド施術
骨折、脱臼、挫傷(肉離れ)、捻挫は接骨院で!
慢性的な痛みや身体の不調は鍼灸(はり・きゅう)が効果的です。
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~得意施術~
肩コリ、腰痛、膝痛、股関節痛
ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性関節症
変形性膝関節症、変形股関節症
疲労軽減、神経痛
美顔鍼
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~こだわり~
一人ひとりの症状に対して医学的根拠に基づいた検査を実施し
痛みや不調の原因を判断鑑別し施術を提供しています。
その場しのぎの癒やしではなく真の症状に対し向き合う事を
大切にしています。
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